<韻シスト TAKU>
僕がはじめてジャックライオンに行ったのは確か18歳の頃。そのときは「お客さんもスタッフもえらいみんな親しげで不思議なとこやなー。」と思いました。それから半年後くらいに、スタッフでもないのにジャックライオンで一日の三分の二くらいを過ごしてる連れとバンドを組むことになりジャックライオンのスタジオに行くことになりました。そのときは「なんやねんここ。みんな騒いだり、楽器弾き倒したりめっちゃうるさいやんけ。」と思いました。ところが何回か足を運んでるうちにいつの間にか僕が「うるさくするサイド」にまわってしまってました。 何か他であまり経験したことのない感じの雰囲気で、みんな騒いでるうちに、自分たちでもわからん間に、情報交換したり、ライバル的なやつと競い合ったりしてたような気がします。
ライブもこれまでに何度もさせてもらってますが、他にない独特の空間でライブをしてるような気がします。とてもピースで不思議な気分になるのです。また、数々の有名ミュージシャンの方のオープニングアクトなんかもさせてもらったんですが、その際の打ち上げでもジャックライオンだからこそ生まれた「距離感」が最高でした。「楽器始めて3ヶ月です」なんていう子から世界中をロックしている人が同じノリでいける空間ってなかなか無いと思います。
中でも特に思い出に残っているのは、NAOHさん(Sax)や清水興さん(Ba)とご一緒させてもらった時の打ち上げです。ほんまアホな話をいっぱいしましたが、そんなアホな話が色々なことを自分に教えてくれた気がしてます。
ありえへん人と、ありえへん距離感つくってもらったジャックライオン、色々な人のアイデアや思いがいっぱい詰まってできる「人のパワー」みたいなものを感じさせてくれたジャックライオンに感謝であります!!
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